過敏性腸症候群ー急激な腹痛ー

■過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群は、日常生活でストレスが原因でおこり、次のような症状が起こります。

・急な腹痛・下痢

・急に便意を感じるが、便は少ししか出ない

・下痢と便秘を繰り返す

過敏性腸症候群の症状を薬でコントロールできますが、薬を止めると症状が再発する事があります。そして、薬に頼りすぎると、便秘になり、便秘による腹痛が起こるという悪循環に陥る事があるので注意が必要です。

■過敏性腸症候群の原因

では、なぜ一日に何度もこのような症状が出てしまうのでしょうか。その主な原因は2つあります。

・大腸の知覚過敏

・脳と大腸を繋ぐ神経の過敏性

過敏性腸症候群の方は、ほんの少しのストレスでも、体が過敏に反応するようになっています。車を運転する人は、運転中はトイレに行けないというプレッシャーが原因になる事があります。また、育児中の方で、外出した時の腹痛・下痢が不安になり、お子さんと外出できなくなる事もあります。

■過敏性腸症候群の鍼灸

過敏性腸症候群の施術は、高麗手指鍼で行います。まず、手の中の大腸のツボ(赤シール)に鍼をします。大腸のツボに鍼をすることで、急な腹痛、下痢を起こしにくくしていきます。

また脾気脈(緑シール)に鍼をする事で大腸などの消化器、全身の体調を整えて治癒力を高めていきます。仕事や育児などの生活習慣からくるストレスは足腰のダルさ、体の冷え性など色々な症状を引き起こします。この足腰のダルさ、体の冷えなどが過敏性腸症候群に関係する事があります。そのため、過敏性腸症候群はお腹の調子だけではなく、身体全体の調子を整えて自然治癒力を高めて対応する事が大切です。

過敏性腸症候群は生活習慣も関わるので、その点も含め、問診に時間をかけて対応していきます。過敏性腸症候群でお悩みの方は、是非、ご相談下さい。よろしくお願いいたします。

 

 《お客様の声》

     東京都・31歳・女性                                                                                                                                                                  9月頃から激しい腹痛、下痢が発作的に起こるようになっていました。投薬も効きませんでした。主人に鍼治療を勧められて、目黒いべ治療院へ行きました。3回目頃の治療から、鍼の効果を感じられるようになりました。今は、ギリギリと痛くなることがなくなり、下痢もなくなりました。おかげさまで本当に元気になりました!ありがとうございました!     ※個人の感想です